埼玉新都市交通(株)の利便性向上について

  1. 埼玉新都市交通(株)における北区内駅トイレ設置について
  2. 埼玉新都市交通(株)におけるエレベーター設置について


(1)埼玉新都市交通の市内駅には、駅構内や隣接された周辺の公共用地も含めた箇所にトイレ未設置駅が4駅ある。
また、伊奈町、上尾市内の駅では、駅前に公衆トイレが設置されてい るが、さいたま市内の駅前は公衆トイレも設置されていない。
駅利用者の利便性向上のため、駅構内へのトイレ設置及びそのトイレのあり方について市の見解を伺う。
(2)市内の鉄道駅33駅のうち、バリアフリー化されていない駅は吉野原駅のみである。
数年前に設計がされたが、その後の動きがない。
駅は複雑な構造であり、エレベーター設置はかなり大きな判断を要するが、今後の進捗状況と市の見解を伺う。


武山 広道議員の御質問の、1 埼玉新都市交通(樹の利便性向上について(1)埼玉新都市交通聡における北区内駅トイレ設置について、お答えをいたします。
議員御指摘のとおり、開業当初からトイレが設置されていた大宮駅、鉄道博物館の開業に合わせ、駅舎改修工事を実施した鉄道博物館駅以外のさいたま市内の4駅には、トイレが設置されておりません。
これら4駅のトイレ利用者につきましては、鉄道を利用する方がほとんどであることから、これまで、埼玉県がとりまとめている鉄道整備要望において、改札内でのトイレ設置を、埼玉新都市交通株式会社に要望してまいりましたが、設置スペースの確保や費用負担などの問題から、設置が進んでおりませんでした。
また、本市としても、駅利用者のためのトイレの必要性は認識しておりましたが、公衆トイレ設置は、駅前広場の整備等に合わせての検討が必要となることから、時間を要していたものです。
そこで、昨年度、埼玉新都市交通株式会社と市で協議を重ね、トイレ設置の役割分担について、整備主体と整備後の維持管理は、埼玉新都市交通株式会社とすること、整備費については、市の負担、並びに国庫補助の導入に努めることで、合意し、まず、加茂宮駅のトイレ設置について、覚書を締結いたしました。
今年度につきましては、覚書に基づく設計協定書を締結し、埼玉新都市交通株式会社が、「さいたま市だれもが住みよい福祉のまちづくり条例」に基づき、「みんなのトイレ」の設置も含めた実施設計を進めているところでございます。
今後は、トイレ設置工事の実施に向けて協議を進めるとともに、構造的に改札内の卜イレ設置が困難である吉野原駅を除く、東宮原駅、今羽駅についても、引き続き、埼玉新都市株式会社と連携しながら、トイレ設置に向けて取り組んでまいります。
次に、(2)埼玉新都市交通(株)におけるエレベーター設置について、お答えをいたします。
各種施設のバリアフリー化については、国土交通省より平成23年に改正された移動等円滑化の促進に関する基本方針において、整備目標が掲げられており、 1日あたりの平均的な利用者数が3000人以上の鉄道駅については、平成32年度までに段差解消することとされております。
議員御指摘の吉野原駅におきましても、基本方針に基づき、エレベーター等の段差解消が必要であると認識しているところでございます。
しかしながら、吉野原駅については、駅が道路に沿って設置されており、かつ、駅舎の一部が道路上空にあること、また、改札階が中二階にあるなど、大変複雑な構造となっていることから、市内駅施設のなかで、唯一段差解消がされておりません。
そこで、今年度につきましては、吉野原駅にエレベーターがないことで、隣接駅を利用している利用者の状況を把握するための調査を行う予定であり、現在、委託業務の発注を進めているところでございます。
今後は、委託業務の結果を踏まえ、国土交通省との協議を行いながら、今後の対応方法について検討してまいります。


浸水対策について

  1. 水位情報システムと道路交通エアー遮断器について
  2. 慢性的な浸水箇所への緊急放送について


(1)北区芝川都市下水路沿いの道路冠水箇所について、冠水時に委託事業者が迂回看板の設置を行っているが、設置までの時間がかかり、被害がおきていることから、対策としてエアー遮断器を設置すれば被害が減少すると思われるが、見解を示してほしい。
(2)芝川都市下水路に設置されている監視カメラや水位計の信号を道路交通エアー遮断器におくることについての見解を示してほしい。


武山広道議員のご質問の、2 浸水対策について、(1)水位情報システムと道路交通エアー遮断器について、お答えをいたします。
北区今羽町地内の芝川都市下水路周辺につきましては、台風による大雨やゲリラ豪雨により、道路冠水などの浸水被害が発生しております。
道路冠水時の対策としましては、パトロールや、警察や市民の皆様からの通報などにより情報を把握した後、速やかに、災害緊急対応の委託業者に連絡し、通行止めの措置などを実施しております。
ご質問の工アー遮断器につきましては、市内では、東北自動車道を横断するアンダーパスに現在、5箇所設置されております。
この装置は、水位を感知して遮断機が作動し、速やかに自動車の進入を抑制することができますが、ー方で、交通状況にかかわらず自動的に作動するため、遮断機に気付くのが遅れたドライバーが、運転操作を誤るおそれがあります。
また、職員の操作により遮断機が解除するまで、道路が封鎖されるため、沿道の家屋の出入りなどに影響を与える場合がございます。
このため、アンダーパス部については有効であると思われますが、一般道への設置については、課題があるものと認識しております。
現在、当該地区の浸水対策につきましては、芝川都市下水路見沼伏越場の改修工事を実施しており、これにより浸水被害の軽減が図れるものと考えております。
また、ハード対策に加え、ソフト対策としまして、道路冠水時にドライバーが冠水箇所を認識できるよう、注意喚起の看板を設置してまいりたいと考えております。
さらに、道路冠水時に現地の状況を早期に把握し、通行止めの措置などを迅速に行えるよう、現地へ水位計を設置し、この情報を水位情報システムヘ反映する検討をしてまいりたいと考えております。


市内には大雨等の際に浸水しやすい箇所がある。
そうした地域で情報を自ら取得することが困難な住民への情報伝達について、防災行政無線による緊急放送を行うなど考えられるが、市ではどのように情報伝達するのか。


武山広道議員の御質問の、2 浸水対策について、(2.)慢性的な 浸水箇所への緊急放送について、お答えをしたいと思います。
近年の風水害の状況は、本年の西日本豪雨など、線状降水帯の影響による局地的な豪雨が発生しており、このような災害のおそれがある場合には、市民の皆さんには早期の避難が求められております。
本市といたしましては、洪水や内水ハザードマップなどで危険箇所を確認していただき、平素からの備えをお願いしているところでございますが、緊急時には、迅速な情報伝達がなによりも重要であると考えております。
そこで、風水害時における情報伝達につきましては、河川氾濫のおそれがある際には、広域の浸水想定地域に対しまして避難勧告などの情報を、プッシュ型の情報伝達手段であります、防災行政無線による放送を行うほか、防災行政無線メール、SNS、ヤフー防災アプリなどを活用し情報を発信いたします。
また、内水氾濫が起こった際の地域に対する情報の発信につきましては、災害の状況により、防災行政無線の放送や防災行政無線メール、SNSなどの配信に努めてまいります。
また、防災行政無線メールなどプッシュ型の情報伝達手段のほか、テレビ埼玉のデータ放送でも情報を入手できることなど様々な手段について、情報を自ら取得することが困難な市民にも利用していただけるよう周知徹底を図ってまいりたいと考えております。


踏切安全対策について

  1. 通学路における踏切安全対策について
  2. 盆栽踏切について


(1)通学路として利用されている踏切におけるこれまでの安全対策の.実施状況について伺いたい。
(2)通学路となっている盆栽踏切は歩行者にとって危険なため、拡幅の必要性があると思うが見解について伺いたい。


武山広道議員の御質問の、3 踏切安全対策について、(1)通学路における踏切安全対策について、お答えをいたします。
踏切につきましては、昭和36年に踏切道改良促進法が施行されて以来、全国で立体交差化や統廃合などの改良が進められ、現在では踏切の数は半減したものの、依然として踏切事故は数多く発生しております。
このため、国においては、踏切改良のさらなる促進を図るため、平成28年4月に踏切道改良促進法を改正したところでございます。
本市においては、52箇所の踏切があり、このうち16箇所が現在、「緊急に対策が必要な踏切」として法の指定を受けており、優先的に整備を進めているところでございます。
御質問の、通学路として利用されている踏切につきましては、市内に38箇所ございます。
通学路となっている踏切の安全対策につきましては、これまでに、野田線第28号踏切など、9箇所の踏切において、歩行者と車両を分離した歩道の整備を実施し、また、JR高崎線の宮原三丁目踏切など、7箇所の踏切において外側線やグリーンベルトの設置による歩行空間の整備を実施しております。
次に、 (2)盆栽踏切について、お答えをいたします。
盆栽踏切につきましては、植竹小学校、植竹中学校、大宮北中学校の通学路に指定されております。
当該踏切は、歩行空間が狭いことなどにより、安全対策が必要な踏切として、法の指定を受けていることや、地元からの拡幅の要望もあることから、早期に拡幅整備が必要な踏切であると認識しております。
しかしながら、踏切の拡幅には、鉄道事業者との調整などに時間を要することから、歩行者の安全を確保するため、暫定整備として平成28年度にグリーンベルトを設置したところでございます。
その後、踏切の拡幅に向け、鉄道事業者と協議を進めたところ、歩道を現道にすりつけるため、踏切の外側に新たに道路用地の取得が必要となったことから、地権者と交渉を進めた結果、本年度にその用地を取得したところでございます。
今後につきましては、児童・生徒など、踏切を利用する歩行者の安全が確保できるよう、早期の工事着手に向け、鉄道事業者とスピード感をもって協議を進めてまいりたいと考えております。