平成26年9月定例会 文教常任委員会 議案外質問


武山>本市は、「しあわせ倍増プラン2013」において、平成29年4月までに、特別支援学級の設置率を約78%、特に平成26~28年には年間20校の開設準備を目標としている。6月の本委員会議案外質問で、特別支援学級の増設は保護者からの要望に柔軟に応えるとの答弁をいただいた。この柔軟な対応が、障がいのある子どもだけでなく、すべての子どもにとって良い効果をもたらすことを期待している。

(1)特別支援学級増設に伴う施設整備について

特別支援教育を推進するためにハード面での環境づくりが重要だが、学校のリフレッシュ計画と柔軟な対応が求められる学校修繕について、今後の考え方と現状について伺う。 また、4月から特別支援学級の開設を望む場合、開設の判断はいつごろからになるのか。

現在、特別支援学級の設置を急ピッチで進めている。学校リフレッシュ計画では、改修・改築の際に学校施設のバリアフリー化を進めており、障がいのある児童生徒が支障なく学校生活を送れるよう、段差の解消、スロープ・手すり・昇降機の設置、トイレの洋式化などを実施している。
特別支援学級が未設置の学校に、4月1日から新たに開設する場合、学校改修の期間を考慮して、前年の7月頃には開設予定校を決定する。ただ、そこに至るまでに、特別支援学級で学ぶのか、通常学級にするのか、当該児童生徒の発達状況やそれに対する専門家の意見を聞きながら保護者との入念な相談を継続していく必要があるので、原則2年前の年度の要望ということになる。

(2)特別支援学級の教員の採用について

特別支援学級の教員になるための受験資格について伺う。

小中学校の教員免許状を所有していることが資格となる。

(3)スクールアシスタントについて

本市では、障がいのある児童生徒がスクールアシスタントの支援を受けることにより通常学級で学ぶことを可能にする。スクールアシスタントについて伺う。スクールアシスタントには定員があるのか。また、増員が必要ではないか。

スクールアシスタントとは、学校における数々の補助員の勤務条件や資格要件を統一し、学校の実態に応じて必要な業務を行う非常勤職員のこと。学校のニーズに的確に対応し、教育効果を最大に発揮できる弾力的な制度として本年度からスタートした。
全体の定員は定めていない。予算の範囲内で、各学校の実態に応じて柔軟に配置しているが、スクールアシスタントのニーズが非常に高く、教育委員会で対応に努力している。
スクールアシスタントを有効活用し、きめ細かな教育支援をしていくことが大変重要で、来年度の配置のために今年度の成果を検証し、予算を確保したい。

武山>特別支援学級の開設には物理的な問題があるので、特別支援学級で学ばせるかどうかを早期に判断しなければならない。非常に難しいことと感じる。また、スクールアシスタントがいれば、普通学級で学べる子もいる。あくまでも柔軟に対応していくことが、特別支援学級の根本的な考え方であるので、どうか宜しくお願いしたい。
以上。